青学大・原晋監督、ウクライナ侵攻を止める“唯一の策”に言及「プーチンの生命、財産を守ってあげること」

青学大・原監督
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　青山学院大学の原晋監督が12日、TBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に生出演。ロシアのウクライナ侵攻について語った。

　MCの恵俊彰が「この戦争はいつ終わるんですか?」と質問。すると防衛研究所・防衛政策研究室長の高橋杉雄氏は「ロシアが変わった時、プーチン大統領が変わった時、変わらなければ終わらない。いつになるかは分からない」と神妙な面持ちで語った。

　続けて、筑波大の東野篤子教授も「プーチン大統領しか、この戦争をやめられませんから。やはりプーチン大統領が決断した時だと思います」と高橋氏に同調。さらに「それまでウクライナ市民はおそらく、戦い続けるという選択をするんだと思うんですね。私たちの何倍も、ウクライナの人たちは“核を使われるかもしれない”という恐怖の中に生きているわけです。しかし、もう戦争をやめてほしいとか、降伏して領土を明け渡してしまおうとか、そういった声はあまり聞かれません。ということは、核の恐怖を乗り越えながら、やはりでも戦っていかなければならないという覚悟を非常に強いんだと思いますね」と予想した。

　また、原監督は「プーチンが上げた拳をどう下ろすかなんでしょうけどね」と述べ、「嫌ですけど、プーチンの生命、財産を守ってあげることしかダメなのかな、という気にもなりますね」と持論を展開。その理由について、「今のままだったら、戦争が終わったとしても、プーチンの命は国内でも守られるわけでもない気がしますし、国外でも狙われる気がします。守る気はないですけど、守るぐらいしか、戦争をやめる動機づけはないのかな」と説明した。