安倍元首相に第3次政権への意欲「感じた」 日テレ解説委員長明かす「体調はいいんです」

[ 2022年7月8日 21:26 ]

<巨・D>試合前、銃撃により死去した安倍前首相に黙とうを捧げる巨人ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 日本テレビの粕谷賢之解説委員長が8日、安倍晋三元首相の死去を受け放送された同局系報道特番「news every.特別版」(後7・00)に生出演し、生前の安倍元首相の近況について語った。

 安倍元首相は奈良市内で演説中、背後から銃撃され、搬送先の病院で死亡が確認された。67歳だった。奈良県警は山上徹也容疑者(41)を逮捕し、銃器を押収した。

 粕谷氏は1カ月ほど前にも安倍元首相に会っていたといい、「時折時間をいただいて、政治に関する意見交換をしていただいておりました」と明かした。特に気にしていたのは、ウクライナ情勢だったという。「“ウクライナ情勢は長期化を覚悟しなければならない”とか、“その時に日本がどういう立ち位置で、どういうふうに行動しなければならない、きちんと政権が明確にしなければいけない”と、熱っぽく語っていました」と振り返った。

 安倍元首相は2度の政権で、憲政史上最長の8年8カ月にわたり首相を務めた。まだ67歳という若さだっただけに、粕谷氏は第3次政権の可能性について「そういうことも感じた」という。「2度目の政権を退いてから、体調はいいんですね。食事をしても、ほとんどお酒は召し上がりませんけど、食事は肉を中心に相当召し上がるタイプでした」と、健康状態は良好だったことを明かしていた。

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2022年7月8日のニュース