矢本悠馬 爪痕残さないと…ドラマ稽古で吐血した過去 「俺、やれんのかなって」

[ 2022年7月8日 07:54 ]

矢本悠馬
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 俳優の矢本悠馬(31)が7日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。ドラマの稽古で吐血したことがあると明かした。

 フジテレビの連続ドラマ「水球ヤンキース」(2014年)での共演をきっかけに親友となった俳優・間宮祥太朗がVTR出演し、当時の矢本を「とがってましたねえ。『水球ヤンキース』で中島裕翔、山崎賢人、千葉雄大、吉沢亮、中川大志と俺が同じチーム。イケメン俳優どもが!みたいな鋭い目をしていて。俳優がたくさんいるこの世界にどう爪痕残して切り込んでいくかと圧力かけてた部分もあったでしょうし」と回想。

 矢本は「とがってたというか、当時はピリピリしてたかもしれない。ほかにも菅田将暉くんとか今、売れてる俳優さんと学園ものをやってて。書類で落とされたり、オーディションさえも行けなかったり。で、番組見ると結構三枚目の役もイケメンの子がやってたりして。俺どうやったら出れるんだろう?ってピリピリしてて。ようやく出られた時は絶対負けねえぞと。ここで爪痕残さないと俺は生活がやばいんだと。それでピリピリしてたと思います」と語った。

 なんとか爪痕を残そうと「学園ものやってると、自分にたくさん説明のセリフがあるわけじゃなくて、ここぞで一言みたいな感じだったので、勝手にセリフ増やしたりとか。勝手にキャラクターいろいろのっけて変なヤツになってみたり。絵に残る間に誰かしらに僕を覚えてもらおうと。そのアイデアをずっと考えてる顔が怖かったんだと思います。気合い入ってましたね」と振り返った。

 そんな時期に臨んだ「水球ヤンキース」では「18からほとんど運動してなくて、4年振りくらいに稽古で水泳して。水球の前に基礎練習としてクロールをずっと泳がされるんですけど、最初の練習できつすぎて血吐きました。しんどくて吐きそうと思ったら吐血して。俺、ほんとにこのドラマやれんのかながスタートで。現場行ったらトゲトゲしいし、スタッフさんにはなんだこいつって思われてたかもしれませんね」と苦笑した。

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2022年7月8日のニュース