結成40年のハイヒール・モモコ「絶対、友だちは無理」リンゴとの初対面を振り返る

ハイヒールのリンゴ（左）とモモコ
Photo By スポニチ

　お笑いコンビ「ハイヒール」のモモコ（58）が、7日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」（木曜後11・56）に出演。相方・リンゴ（60）との出会いを振り返った。

　モモコはNSC1期生の2人について「会社に“（コンビ）組み”って言われて組んでる。特殊と思う」と結成秘話を語った。

　モモコは「笑ってる場合ですよ！」（フジテレビ）のコーナー「お笑い君こそスターだ！」に出演。5日勝ち抜いたらスターになれる企画で5日目に落ちたことで、NSCからスカウトされ「高校中退して株式会社入れるんやったら行き」と親に言われたことから、高校を中退しNSCに入学した。

　そこではジャズダンスの授業もあり、ダウンタウンやトミーズが「嫌そうな顔で踊ってた」と若かりし日を懐かしんだ。

　ただ、授業に飽きて「辞めます」と伝えたところ「年の近い3つ上の子がおる」とリンゴを紹介されたといい、難波の喫茶店で初対面を果たしたという。

　「喫茶店で英語の勉強してる思ったら、後で聞いたらドイツ語やったらしい。（リンゴは）大学生やってん」と真面目な女子大生のリンゴと初顔合わせ。

　だが、第一印象は「リンゴも同じやと思うけど、絶対友だちは無理って思ってん」とリンゴが自分とは遠くかけ離れた存在だったと回想。「喫茶店で勉強しておかっぱでタータンチェックのスカート、ぼんぼりついた靴下はいて」とリンゴの当時のファッションを振り返った。

　一方で「リンゴはリンゴで私がガムをカンカン鳴らしながら来たらしくて。ほんで“あ、あんた～”って言ったらしくて。なんや、こいつと思ったらしい」とお互い第一印象はあまりよくなかったと笑いながら語った。

　それでも今年でコンビ結成から40年。リンゴが不妊治療で不在の間は1人で番組を進行するなど「死ぬかと思った」と大変な時期もあったものの「私も妊娠で休んでる」とリンゴが1人だった時期もあったことから、お互い様とし「女漫才師はお互いの家庭もちゃんとしながらやらな絶対解散なる。お互いの人生も大事にしましょうって」と長寿の秘訣を口にした。