「遊戯王OCG」コナミ 高橋和希さん追悼「偉大なコンテンツを生み出してくださった」

[ 2022年7月8日 10:01 ]

高橋和希さん死去

遊☆戯☆王のカードゲーム
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 株式会社コナミデジタルエンタテインメント公式サイトが、7日に亡くなった人気漫画「遊☆戯☆王」の作者、高橋和希さん(享年60)への追悼文を発表した。

 1996年「週刊少年ジャンプ」に「遊☆戯☆王」の連載が始まり、テレビアニメ化されると、99年には作中に登場するカードゲーム「マジック・アンド・ウィザーズ」(アニメ版「デュエルモンスターズ」)が「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム(OCG)」として商品化され、社会現象を巻き起こした。

 遊戯王OCGは日本に留まらず世界的に大ヒット。高橋さんは1000体以上のキャラクターをデザインし、2009年には「世界で最も売れたトレーディングカードゲーム」としてギネス記録に認定され、11年には累計売上枚数が251億枚を突破している。

 当初バンダイから発売されていたカードを2000年以降に引き継ぎ「デュエルモンスターズ」として販売していたコナミは、公式サイトに「追悼 高橋和希先生」を掲載。「高橋和希先生のあまりにも突然の訃報に接し、大変驚くとともに哀惜の念に堪えません。『遊☆戯☆王』という偉大なコンテンツを生み出してくださった先生に対し、いまはただ深く感謝するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。『遊☆戯☆王』を、ファンの皆様とともに愛し続け、未来へ繋いでまいりたいと考えております」と故人を悼んだ。

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2022年7月8日のニュース