犯罪ジャーナリストの中島正純氏「今回の警備は0点」安倍元総理の銃撃現場から指摘

[ 2022年7月8日 14:31 ]

 元大阪府警刑事で、犯罪ジャーナリストの中島正純氏が8日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜1・55)にリモート出演。安倍晋三元総理大臣が街頭演説中に銃撃を受けて現場から警備体制について指摘した。

 中島氏は「警備というのは100点か0点しかない。すべて警備を何事もなく終えたら100点満点。何か1つでも問題があれば0点。今回の警備は0点と思います」と語った。

 そして警備体制について「(安倍元首相の)前と横、この部分はきっちりと警備していたようですが、目撃者に聞きますと、後ろがまったく手薄だったと。車が自由に通れる状態だったんですけど、安倍元総理の後ろ2、3メートル近くまで寄って銃を撃ったと。このロータリーですから人が中に入ること自体おかしいわけですよね。その中に男が1人入っていった状態で警備が何で制止しなかったのか。疑問が残ります」と指摘した。

 「ロータリーで本来人が入ってくるべきでないところに、大きなカバンを持ってロータリーの真ん中まで入ってくるという時点で、取り押さえなければならなかったと私は思う。おそらくですけども拳銃が当たるかどうか分からない。最終的に銃の発射まで2、3メートル近く。その時に何とか止められなかったのかなと。持ち物が不審なものであれば先に職務質問すると。それができてなかった」と警備が不十分だったのではとした。

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2022年7月8日のニュース