矢本悠馬 「大人計画」オーディション舞台裏 「土壇場で…テレビでは言えないことやって」合格

[ 2022年7月8日 09:32 ]

矢本悠馬
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 俳優の矢本悠馬(31)が7日放送のフジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。かつて、松尾スズキ(59)主宰で俳優の阿部サダヲ(52)らが所属する劇団「大人計画」のオーディションを受けた際の舞台裏を明かした。

 高校卒業後、専門学校に進み、「大人計画」の研究生となった。「僕、ドラマとか舞台、映画観てこなくて。専門学校の時に大人計画のオーディションがたまたまあって。先輩とか後輩とか先生が、めちゃくちゃ面白くて人気だから受けるって言ってる流れで受けたらお笑いの劇団で、運良かったなって」と偶然のタイミングでオーディションを受けたという。

 レギュラーで俳優の高嶋政宏は「あそこに受かるって大変なことだけどね」と感心。

 「当時はオーディションとかでも阿部サダヲさんがテレビで言えないような伝説的なことをやっていて。オーディション会場に来てる人も、裸になったりとかけっこうすごいことみんなやってて。僕もそれを見て、ほんとにやるんだと。土壇場で思いついたテレビでは言えないことをやって合格しました」と苦笑しながら明かした。

 本来の大人計画のオーディションは奇抜なことはしなくても良かったようだが「イメージが先行して。ネットにも記事になったりしてたので」と、とにかく破天荒なことをしてインパクトづけた様子。

 「大人計画入った時はがむしゃらだった。先輩たちが面白いし、かっこいいし、自分が将来こういう人たちになれるって想像つかないくらいすごかった。どうしたらこの人たちに近づけるのか、どうしたらこの人たちと同じステージで映画やドラマ、舞台に出られるのかなと。お笑いのスイッチが忘れちゃったというか、今は集中して負けないように頑張らなきゃっていう感じになって」と当初目指していた漫才師の道は封印したが、「大人計画も笑いが一番大事で。扱ってるのはブラックユーモアが多かったので、性格がどんどん悪くなっていったなと。人の悪いところ見て面白くしていこうと。プラスとがりも入ってたから、周りのイケメン俳優さんたちが怖がってたのかもしれないですね」と苦笑していた。

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2022年7月8日のニュース