漫画「おしえて!ギャル子ちゃん」連載休止&公開停止 児童ポルノ輸入容疑で著者逮捕

[ 2021年12月26日 19:45 ]

 ドイツから児童の裸などが載った写真集を輸入したとして、関税法違反(禁制品輸入)の疑いで逮捕された漫画家・鈴木健也容疑者(40)の代表作「おしえて!ギャル子ちゃん」の連載が休止となることが、無料コミックポータルサイト「ComicWalker」(運営KADOKAWA)の公式サイトで26日までに発表された。「ComicWalker」における掲載ページの公開も停止となった。

 ギャル子、オタ子、お嬢の仲良し女子高生3人組の日常を描くショートコメディー。2014年6月に連載スタート。16年1月にはテレビアニメ化もされた。

 愛知県警豊田署が今月20日までに逮捕。鈴木容疑者の自宅から児童ポルノが掲載された書籍46冊を押収、入手経路などを調べている。名古屋税関は20日、同法違反容疑で名古屋地検岡崎支部に告発した。

 逮捕容疑は昨年9月と同10月の2回、児童ポルノ写真集計6冊をドイツから国際書留で輸入した疑い。署によると「日本では手に入らない海外の児童のヌード写真がどうしても欲しかった」などと供述している。

 「『おしえて!ギャル子ちゃん』連載休止および掲載ページ公開停止につきまして」と題した今月24日の発表は以下の通り。

 平素より「WebComicアパンダ」にて連載中の「おしえて!ギャル子ちゃん」をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。

 このたび、著者・鈴木健也先生に関する一連の報道を受けまして、本作の連載休止および2021年12月24日より「ComicWalker」における掲載ページの公開を停止とさせていただきます。

 作品を楽しみにしていただいた読者の皆さまには、心よりお詫び申し上げます。

 2021年12月24日

 株式会社KADOKAWA MFCコミック編集部

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