佐野史郎が退院報告「思いの外早く」 「血液のがん」多発性骨髄腫で治療

[ 2021年12月26日 18:31 ]

佐野史郎
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 俳優の佐野史郎(66)が26日に自身のインスタグラムを更新。退院したことを報告した。

 今月10日、所属事務所の公式サイトで、血液がんの一種「多発性骨髄腫」であることを発表。抗がん剤と、自身の血液から採取した幹細胞を骨髄に戻す「造血幹細胞移植」の治療を行うため、11月末から再入院していた。

 この日、佐野は「娘と幼馴染のゆうかちゃん作、#ストーンヘンジの#ケーキ#クリスマスには間に合わなかったけど、思いの外早く退院できたので、ちょいといただこうかな?」とつづり、娘たちの手作りケーキの写真とともに退院したことを報告した。

 所属事務所などによると、今年4月、佐野は39度の発熱で病院を受診。新型コロナウイルス禍でもあり、即日入院して検査した。その後、多発性骨髄腫と診断された。治療のためTBSのドラマ「リコカツ」を途中降板した際には病名を「腎機能障害」と説明していたが、佐野は「連続ドラマ放送中であり、あまりお騒がせしすぎないようにと、正式な病名の発表は控えておりました」とした。実際に、白血球の数値の異常から腎機能の低下が見つかり、さらに詳しく検査して多発性骨髄腫であることが分かったという。

 入院中に敗血症を併発したことで2カ月間ほど治療にかかり、7月に退院。8月には仕事復帰してドラマなどの撮影をこなしていた。

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