カズ 張本勲氏サンモニラストで惜別「お辞めなさいって言われないように頑張りたい」 張本氏も感謝

[ 2021年12月26日 10:26 ]

三浦知良
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 野球評論家の張本勲氏(81)が26日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)の「週刊ご意見番スポーツ」にレギュラー最後の出演。横浜FCのFW三浦知良(54)、大相撲の間垣親方(36、元横綱・白鵬)が惜別のメッセージを送った。

 2015年4月、当時48歳のカズがJリーグ史上最年長ゴールを決めたが「カズファンには悪いけど、もうお辞めなさい。若い選手に席を譲ってやらないと。団体競技だからね。伸び盛りの若い選手が出られないわけですよ」と喝を入れ、大きな話題となった。それでもカズは翌週、「もっと活躍しろ!と言われているんだなと思いました。激励だと思って頑張ります」と返答。大人なカズの対応に「アッパレ!」を送った。

 VTRで登場したカズは「張本さん、その節は叱咤激励ありがとうございました。これから張本さんの叱咤激励が聞けなくなるのはちょっと寂しいですけど、張本さんに早くお辞めなさいって言われないようにこれからも頑張りたいと思います。ありがとうございました」と苦笑しながらも感謝のメッセージ。

 また、大相撲好きとあって、2018年に史上初の1000勝を挙げた当時の白鵬に「大アッパレ」を贈った。間垣親方はVTRで「23年間、お疲れ様でした。また落ち着いたら、ゴルフと食事、よろしくお願いいたします!」とコメントを寄せた。

 張本氏は「カズと白鵬にはお礼を言いたいです、メッセージをくれましたので」と感謝した。
 
 この日はソフトバンクの王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(81)が急きょゲスト出演。「最後ですから。同級生ですから、(しっかりと)送り出したいです」とコメントすると、張本氏は「ありがとうございます」と感謝した。

 張本氏は今年11月、番組内で「私の都合で、シニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ。従って、この番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します。来年は節目で出てきますから、また番組でお会いできると思います」と卒業を発表していた。来年以降は、節目に「スペシャルご意見番」として出演する予定。

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