羽生結弦の表彰式中継中、ミタパンが感極まり涙 「もらい泣き」「わかるよぉ~…」感動の声

[ 2021年12月26日 22:45 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2021年12月26日    さいたまスーパーアリーナ )

フジテレビの三田友梨佳アナウンサー
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 フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会となる全日本選手権は26日、男子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(27、ANA)が最終滑走のフリーで211.05点をマークし、合計322.36点で2年連続6度目の優勝。3大会連続となる五輪出場を決めた。

 圧倒的な演技で全日本を制し、北京五輪代表の座を確実にした羽生。男子フリーの中継からバトンを受けた「Mr.サンデー」(フジテレビ系)でも引き続き表彰式の模様を中継。その中で司会の宮根誠司アナウンサーが長い間取材を続けてきた三田友梨佳アナウンサーに話を振ると「あと何回、こういう景色が見られるだろうと思うと涙がでてきた、というお話をされていましたけど、羽生選手、平昌(五輪)からこの4年間、本当に苦しい時期もあって、もう解放したいと思ったこともあった」と語っていたことを明かし、「ほんと~に、血のにじむような努力だったと思うんですけど、新しい歴史をつくる瞬間を私たちに見せてくれようと、4回転アクセルに挑戦し続ける姿をこうやって見せてくれることだけでも、何かほんと、胸がいっぱいに…」と涙をこらえきれず感極まる場面があった。

 ネット上では、このシーンを見た視聴者が「ミタパンの言葉がいい…もう、いい」「三田友梨佳アナのフィギュアスケート愛ガチ」「ミタパンのお話すごい熱量」「ミタパンしか勝たん」「ミタパンがさらに泣かせるー」「~~~」「ミタパンの言葉にもらい泣き…」など三田友梨佳アナの涙に心打たれたという声が多く上がっていた。

 羽生は試合後の優勝インタビューでは「正直、ホッとしています。なんか、正直もう6分間練習前から泣きそうで、ほんと、何か、あと何回、こういう景色が見られるだろうとか、ほんとにあとなんか、今までの頑張ってきたこととか、いろんなことを思い出して。でも朝の公式練習、ほんとにまあ、回さなくてもいいかなって思えるぐらいだったんですけど、かなり悔しかったんで、本当にホッとしています」と、ここまでの道のりを思い浮かべながら話した。クワッドアクセルへの挑戦については「まあとにかくアクセルってほんと難しいですけど、それよりも全部がちゃんとプログラムとして、天と地とっていう楽曲とプログラムにちゃんとリスペクトを持った上でできたので良かったなと思います」とすっきりした表情を見せ、北京五輪代表内定について問いかけられると「あ、そうか(笑い)。本当にこれからも頑張ります。どうか応援よろしくお願いします」と笑顔で語っていた。

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