「おかえりモネ」俺たちの菅波&百音抱擁にネット涙&キュン死!どうしたの?砲の破壊力 トレンド上位独占

[ 2021年9月3日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第80話。百音(清原果耶)を抱き締める菅波(坂口健太郎)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は3日、第80話が放送された。主人公・百音(清原)と菅波(坂口健太郎)の気持ちがついに通じ合う展開。放送終了後(午前8時19分)には「#おかえりモネ」がツイッターの国内トレンド1位。「#俺たちの菅波」が2位、「菅波先生」が3位とトップ3を独占する大反響を呼んだ。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第80話は、未知(蒔田彩珠)や亮(永瀬廉)たちは気仙沼へ帰っていった。同じ頃、サヤカ(夏木マリ)や龍己(藤竜也)は、自分たちより下の世代のためにも、まずは自分たちが楽しく格好よく生きなければ、と電話で語り合う。そして前日、百音(清原)と結局会えずじまいだった菅波(坂口)が再び汐見湯のコインランドリーへ。地域医療に専念するために下した意外な決断を菅波から聞かされ、百音は激しく動揺し…という展開。

 百音「先生、今日は洗濯じゃないです?」

 菅波「あなたに会いに来たんですけど。これでも動揺してるんですよ、昨日から。座ってもいいですか?」

 百音「はい。(黙り込む菅波に)先生?」

 菅波「すいません。どう言えばいいか、考えてて。妹さんに会って、幼なじみの、あの彼に会って。あ、誤解しないでください。嫉妬とか、そういうレベルの話じゃなくて。うーんと、あの、いや、違う、あの、うーんと…前に話してくれましたよね、あなたが妹さんに言われたこと(『お姉ちゃん、津波見てないもんね』)。すいません、思い出させて。あなたがずっと抱えてきたことを、僕が正確に理解して受け止められるとは思わない。ただ、登米に行って、あなたに会って、僕は自分が少し変わったと思っています。今なら少しは受け止められる。いや、受け止めたい。だから何かあれば、多少は頼りにしてください」

 百音「はい」

 菅波「以上です。じゃあ。(立ち上がり)この後、当直なんです」

 百音「あ、待って。あの、あの、えーっと、あ、これ(ずんだ餅)食べてください、当直の前に。(立ち上がり)要らないですよね」

 菅波「頂きます。あの、僕は、大学病院は離れようかと思っています」

 百音「えっ」

 菅波「登米の診療所に専念しようかと。少し前から思ってて。あなたにも相談しようと思っていたんですが。(百音の右手が菅波の左手に触れ)永浦さん?」

 百音「違う。違う。先生がどこで仕事してても、それはいいです。どこへ行っても、応援します。でも…」

 菅波「どうしたの?」

 百音「私も言われたんです。私は『正しいけど、冷たい』って。彼は何でもいいから、今だけでいいから、助けてくれって、私にすがったんだと思います。でも、応えることができなくて。なのに…私は先生が目の前からいなくなっちゃうの、嫌だって思ってるんです。すいません(涙があふれる)」

 菅波「(百音が手を離すと、百音を抱き寄せ)あなたの痛みは、僕には分かりません。でも、分かりたいと思っています」

 「正しいけど冷たい」は第67話(8月17日)、災害が度々起こる土地から離れることついて「致し方ないと、個人的には思います。度々命に危険が及ぶような場所は、もはやその生物にとって適した環境とは言えない。離れた方がいい」と語った菅波に対し、百音が「先生はいつも正しいですけど、少し言い方が冷たいです」と返した時の言葉。

 第79話(9月2日)、「(百音の体を引き寄せ)分かってんでしょ。(かわいそうと思われても)それでもいい」という亮の“告白”に、百音は流されず「これで救われる?」と毅然とした態度。しかし、2人の会話を立ち聞きした未知から「りょーちん、誰のことも好きにならないとか。そんなこと、ホントに思ってんだったら、りょーちん、つらすぎる。なのに、お姉ちゃんは…正しいけど冷たいよ。私が側にいる」――。第75話(8月27日)、「ズルいよ。なんで、お姉ちゃんなの?」と未知に服を投げつけられたのに続き、「正しいけど冷たい」がブーメランのように自分に返ってきてしまい、傷ついていた。

 出会いから約2年半。気象予報士試験の勉強から見守ってきた百音を菅波がついに受け止め、気持ちが通じ合った。

 SNS上には「朝からキュン死しました」「モネちゃんの告白、涙出た」「ずっと敬語からの『どうしたの?』の破壊力よ」「菅波の『どうしたの?』って!朝から悶える(笑)」「敬語ばかりの会話の中『どうしたの?』は胸キュンすぎますよ、菅波先生!朝から号泣」「敬語とタメ口が混じってきてるのがたまらんのう」「菅波先生がモネと微妙な距離感でちょっこり座ってたのに、近づいて手を取り合った時に敬語からタメ口で『どうしたの?』と言ったのが最高に尊い」「登米の森林組合の皆様にお知らせしたい、今日の菅モネ」「モネがやっと恋愛モードになってから色気を出す清原ちゃん凄い」「かつてこんなに文学的な恋愛描写、愛憎描写を描いた朝ドラがあったでしょうか。凄いです」「もう鳥肌が止まらない。朝からなんてものを見させてもらっているんだ。台詞のパワーが凄すぎる。安達脚本、やばいよ」などの声が相次いだ。
 

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