田崎史郎氏 菅首相の「新型コロナ対策に専任をしたい」に「本当によく決断されたと思います」

[ 2021年9月3日 14:04 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が3日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。新型コロナウイルスの急速な感染拡大が続く中、突如辞任する意向を固めた菅義偉首相が3日午後1時すぎに官邸で記者団の取材に応じたことについてコメントした。

 首相は取材を受けるためエントランスに姿を現し、いつもと変わらない表情で、両手を体の前に重ねて淡々と「新型コロナ対策に専任をしたい」「首相になって1年間、コロナ対策を中心とするさまざまな問題に全力で取り組んできた」と強調。コロナ対策と総裁選の両立は「莫大なエネルギーが必要」と不出馬の理由を説明し「来週にも改めて記者会見したいと思います。以上です」と言って打ち切ると、記者から「責任を放棄するんですか」などと厳しい言葉が飛ぶ中を立ち去った。

 田崎氏は、「非常にスパッと言われていて声にも張りがあって、ずっとやってこられていろんなことがあった。メディアに対する思いもある。それでもそういうことには触れずに…本当は戦いたいっていう気持ちもあったと思うんです。でもコロナのことを考えたらこれは難しいなと判断に至りましたってことを言われてるわけですね。だから僕は本当によく決断されたと思います」と自身の見解を述べた。

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2021年9月3日のニュース