志らく 「ずっと見ていた」五輪開会式にチクリ「ちょっとなんか中途半端かなという気はした」

[ 2021年7月26日 18:02 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が26日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に、帰路もヨット太平洋横断に挑戦中キャスター辛坊治郎氏(64)に代わり、期間未定で月曜日の助っ人パーソナリティーとして生出演。23日に国立競技場で行われた東京五輪の開会式を振り返った。

 「開会式が気になって気になって、結局ずっと見ていた」と志らく。「バッハさんの話が長かったじゃないですか。でもあれ、会長が橋下聖子さんじゃなかったら、森(喜朗)さんがいたわけですよね?森さんにバッハさんがスピーチって、地獄絵図ですよ。本当に危ないとこだったですけども」と、志らく節をさく裂させた。

 式典の内容や費用に賛否両論あることにふれ「私は正解が何か分からないから、一概に非難はできない」としたものの「足りないところ」として、お笑い芸人の劇団ひとり(44)のパフォーマンスに言及。ひとりは、トリノ五輪フィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香さん(39)と東京名所を紹介するコーナーで登場。国立競技場内の「東京オリンピックコントロールセンター」の職員役として出演し、会場の照明につながるスイッチを操作して、いたずらをしながらタブレット端末にタッチペンで「へのへのもへじ」を落書きする様子がLEDビジョンに映し出された。

 「ひとりさんが出たのは素晴らしいことなんだけど、あれ(パフォーマンスは)ミスタービーンのロンドン五輪のパターンでしょう?世界的知名度、日本の知名度を考えたらば、ビートたけしさんのギャグ『コマネチ』や、志村けんさんのバカ殿や寅さんの映像を使うなど、いくらでも日本の素晴らしいコメディアンでの見せかたもあっただろうなと…」と指摘した志らく。

 その他、木遣りやタップダンスの披露、歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)が成田屋に伝わる「歌舞伎十八番」の演目の一つ「暫(しばらく)」の一部を熱演したことを称賛しつつ、「人間国宝がいるんだから、(坂東)玉三郎とか(中村)吉右衛門とかがズラッと並んで演目をやるととか。いくらでも日本の良いものを世界に見せるって出来たと思う。そこらへんがちょっとなんか中途半端かなという気はした」と私見を述べた。

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2021年7月26日のニュース