上沼恵美子 阿部一二三&詩の兄妹同日金に「ドラマやった」 兄思う詩のインタビュー「涙出そうになった」

[ 2021年7月26日 12:30 ]

上沼恵美子
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 タレントで歌手の上沼恵美子(66)が26日、パーソナリティを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に生出演。日本の夏季五輪史上初となる、兄妹(きょうだい)同日金メダルという歴史的快挙を達成した阿部一二三(23)と詩(21)を称えた。

 「阿部きょうだい、すごかったね。同じ日に、きょうだいで。ご両親はうれしいな。両方金やで?」と声を弾ませ「あんな強い子供を生みたかった」と口にして笑わせた上沼。金メダル獲得後の詩のインタビューにも注目し「インタビューもかしこい。詩ちゃんが『まだこれからお兄ちゃんがあるので、気は抜けません』って。涙が出そうになったわ」と感動の瞬間を振り返り「ドラマやったね」と感嘆した。

 史上初のきょうだい金メダルの行方が注目された25日の「東京2020オリンピック 女子52キロ級 男子66キロ級 決勝」。まず詩が「女子52キロ級決勝」に臨んだ。ブシャール(フランス)との決勝では、4分で決着がつかず、延長戦にもつれ込む激戦に。両者決め手を欠いたが、一瞬の隙をついて阿部詩が抑え込みに入り、8分27秒に崩袈裟固で一本勝ち。五輪初出場で金メダルに輝いた。

 続いて一二三が「男子66キロ級決勝」に臨み、マルグベラシビリ(ジョージア)を下して五輪初出場で金メダルに輝いた。世界屈指の担ぎ技を持つ阿部一二三に対して、マルグベラシビリは警戒。だが、1分50秒に隙をついて、大外刈を決めた。これが技ありとなり、最後は優勢勝ちで決めた。

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2021年7月26日のニュース