「おかえりモネ」菅波先生 返信1行だけで存在感!ネット反響「俺たちの菅波」「マジ菅波」長文消した?

[ 2021年7月26日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第50話。コインランドリーで百音(清原果耶)とすれ違う菅波(坂口健太郎)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は26日、第51話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第51話は、百音(清原)は無事、気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」に採用され、気象予報士として働き始める。朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)と一緒に朝の情報番組を担当することになった百音は大いに意気込むが、菅波(坂口健太郎)からは採用の報告に対して素っ気ない返事しかなく、何故かモヤモヤし…という展開。

 「菅波先生、東京に来ました。早速いろいろありましたが、おかげさまで無事、朝岡さんのいる会社に採用してもらえることになりました。バイトですけど…。気象の仕事は、まだほんの少ししか見ていませんが、とってもとっても面白そうで、今ちょっと興奮しています。東京に来て本当によかったと思っています。菅波先生は元気でお過ごしでしょうか?まだまだわからないことだらけですが、一生懸命がんばって行こうと思っています」

 午後11時54分、菅波からの返信メールは「がんばってください」だけ。百音は「これだけ?先生なら、こんなもんか。長文送りつけた私がめちゃめちゃ恥ずかしいんですけど」とつぶやき、翌朝の初出社に向けて眠りに就いた。

 SNS上には「がんばってください←俺たちの菅波!」「期待を裏切らないマジ菅波w」「菅波先生の塩返信w」「長文の菅波が!『がんばってください』のひと言。あふれる想いを書いては消し、書いては消した結果だと思うんだが」「たった1行で最大の存在感を示す菅波」などの声が続出。菅波は以前、気象予報士試験前の百音に長文メールを送っていた。

 俳優の坂口健太郎(30)が好演している菅波先生は不器用ながらも百音(清原)を温かく見守る姿が大人気。その“らしい言動”は「マジ菅波」と呼ばれ「#俺たちの菅波」のハッシュタグもあるほど。

 制作統括の吉永証チーフプロデューサーも「視聴者の皆さんも最初は、理屈っぽい菅波先生に対して『この人は一体、何を考えているのか?』と感じたと思いますが、百音や周囲の人たちと触れ合い、菅波先生自身も変わっていきました。飛んでくる柚子が取れない(第41話、7月12日)とか、ウイークポイントもあって、実は人間らしいということが分かってきて、それが菅波先生の魅力を増していると思います。役を離れても、もともと性格も申し分ない坂口さんが演じることで『菅波先生は実はいい人』に説得力があり、それがちょくちょく見えてきたのも視聴者の皆さんにはツボなんじゃないでしょうか。予想以上の反響で、ありがたいことです予想以上の反響」と驚き、感謝している。

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2021年7月26日のニュース