東京五輪ソフトボール サヨナラ劇勝カナダ戦の世帯平均視聴率16・5% メキシコ戦も10・2%

[ 2021年7月26日 10:43 ]

<日本・オーストラリア>試合開始前、円陣を組み天を指さすソフトボール日本代表(撮影・会津 智海)
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 NHK総合が25日に生中継した「東京オリンピック ソフトボール予選リーグ『日本×カナダ』」(後2・05)は平均世帯視聴率は16・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。個人視聴率は9・4%だった。

 21日のNHK「東京2020オリンピック ソフトボール 予選リーグ『日本×オーストラリア』」(前8・15)の平均世帯視聴率は9・8%、個人視聴率は5・3%だった。22日の日本テレビ「東京2020オリンピック ソフトボール 予選リーグ『日本×メキシコ』」(前11・55)は平均世帯視聴率は10・2%、個人視聴率は5・6%。24日、イタリア戦を生中継したフジテレビ「東京オリンピック」(後7・00)は平均世帯視聴率は7・9%、個人視聴率は4・7%。

 ソフトボール1次リーグは東京五輪の開会式に先がけ、21日から全競技のトップをきってスタート。08年北京五輪金メダルの日本は初戦はオーストラリアと対戦。過去2大会でも開幕投手を務めた上野由岐子(38=ビックカメラ高崎)が今回も先発し、4回1/3を投げ、2安打1失点の好投だった。打っては、藤田倭(30=ビックカメラ高崎)など、3本の2ランなど8得点を挙げ、5回コールド。8―1で勝利し、“連覇”に向けて好発進した。

 22日の第2戦はメキシコと対戦。この日が39歳の誕生日の上野が初戦に続いて先発し、7回途中まで2失点で10三振を奪う力投。リリーフ後藤希友(20=トヨタ自動車)が好救援し、無死二塁から始まるタイブレークの延長8回で、3―2でサヨナラ勝ちし、2連勝とした。

 24日の第3戦イタリア戦では、今大会初めて“リアル二刀流”藤田が先発。2回まで無失点、3回先頭に二塁打されると後藤が登板。後藤は完封リレーを完成させた。打っては山本優(32=ビックカメラ高崎)の先制2ラン、藤田の3試合連続となる左越え3ランで5点を奪い、快勝した。

 25日の第4戦カナダ戦は、上野が先発し、6回を無失点の好投。リリーフ後藤が6奪三振の圧巻リリーフを見せる中、延長8回、1死満塁から主将・山田恵里主将(37=デンソー)がセンター前に運び、鮮やかなサヨナラ勝ち。1次リーグ4連勝とし、銀メダル以上が確定した。

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