爆笑問題 鬼楽しくて鬼詳しい!!ギャップが良かったスケボー解説

[ 2021年7月26日 05:30 ]

<スケートボード男子ストリート>優勝を果たし金メダルを手にする堀米(撮影・会津 智海)
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 【特別編集長・爆笑問題の五輪で笑おうぜ!! 25日】 スポニチの東京五輪・パラリンピック特別編集長「爆笑問題」による連日の連載企画「五輪で笑おうぜ!!」。日本勢のメダルラッシュに沸いた25日、新種目のスケートボードで優勝した堀米雄斗(22)の快挙で“鬼ヤバ”解説が気になっちゃいました。

 田中 いや~、今日は金メダルラッシュだったね。

 太田 阿部兄妹もね。三宅兄弟、宗兄弟はどうだったけ?

 田中 きょうだいで金は夏季大会史上初だって。2人とも勝つんだっていう気迫が凄く伝わってきた。

 太田 堀米選手が優勝したスケートボードは今大会からの新種目だよね。選手の技も凄かったけど、テレビ中継の解説者のインパクトが凄かった。

 田中 日本人で初めて世界チャンピオンになった瀬尻稜さん。世界のトップ選手の技に「鬼ヤバい」とか「ハンパないっす」とか飾らない普段の言葉で感想を言うんだけど、技の解説になると物凄く詳しくて分かりやすくて、そのギャップが良かったんだよね。

 太田 堀米選手のことを「スケボーうまい!」って。そりゃそうだろって突っ込めたり、楽しんで見られた。そういえば、スケボーって俺らが小学生のころにはやらなかった?

 田中 あったね。兄貴が大学生のころ、ファッションでスケボーを始めて、家に早いころからスケボーがあったよ。1970年代ね。

 太田 第1次スケボーブームだよね。その前はローラースケートで、直前までは竹馬だった。本物の竹だったのが、プラスチックのカラーのおしゃれなものになったんだけどね。そのうち竹馬も五輪種目になるんだろうな。

 田中 ならねーよ!

 太田 当時のスケボーは今みたいな乗り方なんてなくて、坂道で乗ってすーって滑る感じだった。

 田中 いろんな技があるって今日も競技を見て改めて驚いた。細いレールをどう滑っていくかっていう技術を見せるんだもんね。
 太田 俺らが坂道で乗っていたころから文字通りストリートで物凄く進化したんだろうね。今日の瀬尻さんの解説も進化の一つって言えるんじゃないかな。1964年の東京五輪は円谷幸吉が責任を感じながら走ったり、昔はスポーツ選手に悲壮感があったけれど、今はエンゼルスの大谷選手みたいに楽しんでやる姿が目立つ。それと同じで、楽しく自然体で解説するっていうのも今の時代だね。

 田中 瀬尻さんの解説は分かりやすいから競技を見るのにありがたい。楽しみながら応援するのにピッタリだよね。日本勢のメダルはこの勢いで続きそうだから、いろんな情報を頭に入れながら競技を見ていくとより楽しめる。スポニチの情報も隅から隅まで読んでいますよ。

 太田 自国開催だしメダルを獲るともっと盛り上がっていくよね。スポニチもいい仕事をしていきます!

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2021年7月26日のニュース