Cocomi ド緊張会見でさんまからの無茶ぶりに「緊張して準備していないです…」

[ 2021年5月26日 20:18 ]

映画「漁港の肉子ちゃん」完成報告会に出席したCocomi
Photo By スポニチ

 木村拓哉(48)、工藤静香(51)夫妻の長女でモデルのCocomi(20)が26日、都内で行われたアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(監督渡辺歩、6月11日公開)の完成報告会に出席した。

 お笑いタレント明石家さんま(65)が企画、プロデュースを務めた作品で、Cocomiは今作が声優初挑戦となった。

 直木賞作家・西加奈子氏の原作小説をアニメ化。ダメ男好きで男にだまされ続ける肉子ちゃんと、母とは正反対な大人びた性格の娘・キクコが、放浪の旅の末に行き着いた漁港の街でドタバタを繰り広げる、心温まるコメディー作品で、Cocomiはキクコを演じた。「神秘的な美しさと心に伝わるハートウォーミングな作品で、落ち込んいる人に見ていただけたらうれしいです」。あいさつの言葉から伝わるド緊張ぶりに、さんまは「こういう場でこういうことをするのが人生初めてなんで、今みたいな形になりましたけど、本当はもっと力のある子です」と笑わせた。

 Cocomiが演じたのは、母の放浪旅に付き合わされるという役どころから、関西弁だけでなく、いろんな地方の方言を駆使するという難役。「すごく難しかった」と振り返りつつ、「アフレコの時さんまさんに細かく丁寧に指導していただいた」と、さんまに感謝を口にした。

 作品は6月にフランスで開催される第45回アヌシー国際アニメーション映画祭でプレミア上映されることが決まり、この日、発表された。英語とフランス語を話せるCocomiは、さんまから「フランス語、いけるよな?」と急にメッセージをむちゃぶりされ、「緊張して準備していないです。すみません…」と申し訳なさそうにコメント。さんまが「ドベドベドベ…」と謎のフランス語風しゃべりを見せると、大竹しのぶ(63)が「もう、いいと思う」と止めに入っていた。

 Cocomiは工藤と妹でモデルのKoki,(18)、さらに祖母と一緒に試写を見たという。「隣に妹がいたり、おばあちゃんも母親もみんな見た後に、目が充血していて、みんな泣いてました。私も普段、泣かないんですけど、涙を流してしまいました」と打ち明けていた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月26日のニュース