虎党・桂吉弥「強いです阪神。今年、優勝しなくていつする」

[ 2021年5月26日 14:44 ]

神戸・新開地喜楽館での「プロ野球応援ウィーク」の制作発表会見でPRする(左から)ABC・伊藤史隆アナウンサー、笑福亭松喬、桂吉弥
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 笑福亭松喬(60)、桂吉弥(50)が26日、「神戸新開地・喜楽館」昼席で「プロ野球応援ウィーク」(6月14~20日)の制作発表会見に出席。熱狂的な阪神ファンの吉弥は「強いです阪神、今年は。勝率7割。今年、優勝しなくていつするんですか?」と鼻息も荒かった。

 吉弥は祖父母が甲子園球場近くに住んでおり、年間5、6試合はスタンドから声援を送るという、子供の頃からの虎党。この日は矢野燿大監督の縦縞ユニホームをまとい、NHK朝ドラ「おちょやん」で黒衣(くろこ)としてナレーションを務めたことから黒衣頭巾を被って登場した。

 昨年10月、藤浪晋太郎投手が球団最速の162キロをマークした試合をネット裏で観戦しており「梅野捕手のピンクのユニホームを着てました。友達から映ってたで、と言われた」と逸話を明かした。首位を走る阪神の好調ぶりを「佐藤輝とか、伊藤将司、中野、山本ら新しい戦力の活躍」と指摘。「コロナ渦で、満員のお客さんのプレッシャーがないからかも」と分析した。

 一方、生粋の阪急ファンで、オリックスを応援する松喬。「今年はまず3位になって」と皮算用。会見では「足立と山田の違い」「福本の盗塁阻止のために川崎球場では、グラウンドをグチャグチャにした」など、オールドファンが喜ぶ“阪急ブレーブス”のエピソードを並べた。「野球ネタはないけど、野球のことなら枕でなんぼでも長く喋れます。それで、落語のネタをする時間がなくなる」と笑いを誘った。

 松喬、吉弥と月亭八方(73)、桂小文枝(70)らは中入り後にABC・伊藤史隆アナウンサー(58)、芦沢誠アナウンサー(58)と野球トーク。吉弥は「コロナ渦ですが、落語も野球も楽しんで、一瞬でも現実を忘れて頂ければ」とPRした。

 他には桂塩鯛(66)、笑福亭呂鶴(70)、笑福亭仁福(70)らプロ野球を愛する落語家が集結。桂三幸(41)が野球ネタを披露する予定だ。

 神戸・新開地喜楽館は3度目の緊急事態宣言が発出された4月25日から休館。兵庫県がイベント開催を緩和されたことで、6月5日から夜席、同7日から昼席の開催を解禁する。

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2021年5月26日のニュース