金子恵美氏 越後名物はおいしいものだけじゃない 魅力詰まった職人技の工芸品いっぱい

[ 2021年4月27日 05:30 ]

スタイリッシュな店内を見て自然と笑顔が広がる金子恵美氏
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 【金子恵美の見つけた新潟】JR新橋駅から有楽町駅間の高架下、「銀座裏コリドー」にある商業施設群「日比谷OKUROJI(オクロジ)」。100年以上もの歴史あるレンガ造りの高架下には飲食店のほか革製品や染め物、傘や靴下の専門店など個性的なお店が軒を連ねています。

 その中の一つが「NIIGATA100」。昼間でも比較的薄暗い裏コリドーの中で、ひときわ明るくスタイリッシュな雰囲気が漂う店内に足を踏み入れると、そこには新潟の逸品がずらり。豊富な品ぞろえに心躍る私でしたが、初めて見る商品も多くスタッフの方に伺うことに。対応してくださったのは村山哲二さん(新潟市秋葉区出身)、桜井玲子さん(燕市出身)、村木望さん(上越市出身)のお三方。当店を運営するJR東日本新潟シティクリエイトは、CoCoLo新潟などの駅ビル事業やホテル事業に携わっているだけあってお客様へのホスピタリティーもさすが。丁寧な接客に話も弾む。 首都圏の方にとって新潟といえば「米、酒、笹団子…」と食べ物のイメージが強いのですが、新潟の職人技をもっと知ってもらいたいということで、店内は工芸品が半分を占めているというのも特徴的。ものづくりの燕三条をはじめ、上越から下越まで各地の伝統工芸品がそろっています。新潟市中央区の「大橋洋食器」の食器が帝国ホテルで使われているなんて、初めて知りました。

 もちろんお酒も豊富に取りそろえてあり、角打ちも併設されています。おつまみも魅力的なメニューでしたが、今回ここでの一杯は我慢!その代わりにメニューにある「サーモン塩辛」を購入。自宅で楽しみました。この塩辛はメディアでもよく取り上げられ、「ご飯のお供」としてお取り寄せでも人気ですよね。

 村山さんいわく「新潟の方でも知らない新潟を感じられる場所」。全国に魅力を発信している「NIIGATA100」は、新潟人にとっても新しい発見があるかもしれません。(コメンテーター)

 ◇金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、新潟県月潟村(現在の新潟市南区)出身の43歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務政務官に就任。放送行政・IT行政・郵政を担当した。10年間の議員生活を経て現在はテレビコメンテーターとして活躍。昨年10月に出版した著書「許すチカラ」も好評販売中。

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