「鎌倉殿の13人」八嶋智人18年ぶり大河に気合 メガネ捨てる「捨て身」武田信義役も根拠のない自信家?

[ 2021年4月27日 14:14 ]

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にレギュラー出演する八嶋智人
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 俳優の八嶋智人(50)が来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)にレギュラー出演することが27日、番組公式ツイッターで発表された。大河ドラマ出演は2004年「新選組!」以来、18年ぶり2作目。甲斐源氏の棟梁・武田信義役を演じる。壇之浦の戦いにも参戦したといわれる猛者役。鎌倉時代にメガネがないのは当然だが、自身のトレードマークの「メガネを捨て挑みます。捨て身です」というほど気合が入っている。

 前回、幕末を描いた「新選組!」の武田観柳斎役はメガネをかけていた。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(38)が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 八嶋は「武田信義は、頼朝・義仲とともにに源氏の棟梁。互いにライバル関係でもある。甲斐武田の源流でもあり、のちの歴史では、あの武田信玄をも生み出した。一ノ谷の戦いや壇之浦の戦いにも参戦したといわれる猛者である。当然そんな猛者中の猛者を演じるのだから、メガネを捨て挑みます。捨て身です。彼の人生の後半はどうやら謎に包まれていますので、三谷さんのアレンジにも期待して作品を生きたいと思います」と並々ならぬ意気込み。

 「三谷作品の常連役者と思われる事も多いのですが、実はそんなに参加していないのです。お呼びが掛かる時は必ず『根拠のない自信家』という役。三谷さんの中で、そんなキャラクターが必要な時に呼ばれる役者です。今回もそうなのかしら?『新選組!』では武田観柳斎役でしたので、大河ドラマで言えば今回も武田だし。つながってなくもなくて、1人でニヤニヤしてます。いつも同じような役で呼ばれるのですが、見せてくださる風景はいつも違う!いつも僕を新しい場所に連れてってくれる。本当にありがたいです」と三谷氏に感謝した。

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2021年4月27日のニュース