羽生「目標は藤井さんとタイトル戦」、武「凱旋門賞で勝ちたい」 ニコニコオンライン「超レジェンド対談」

[ 2021年4月27日 21:23 ]

ニコニコネット超会議2021「超レジェンド対談」に臨んだ羽生善治九段(左)と武豊騎手
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 将棋の羽生善治九段(50)が27日、オンラインイベント「ニコニコネット超会議2021」で武豊騎手(52)と「超レジェンド対談~武豊×羽生善治 32年ぶりの邂逅~」のトークショーを行った。

 達成と制覇の歴史を重ね続けてきた競馬界と将棋界のレジェンドが、32年ぶりの共演を果たした。トークテーマは「困難を乗り越える力」。羽生は20歳で経験した竜王のタイトル初防衛戦を挙げ、「それまでは若さの勢いでがむしゃらに前に進むだけだったが、負けたら“失う”ということの恐怖やプレッシャー、追い詰められる感覚が非常に印象に残っている。前に向かって行く側と守る側は全然違うんだなと思った」と話した。一方の武は、「小さな困難は毎週」と苦笑いを浮かべたが、落馬負傷で鎖骨骨折から勝利が遠のいた2010~12年を「結果が出ないことはキツイな、しんどいなと思っていた。周りにいた人が離れていったり、カメラが自分に向いていないことを経験したとがなかったので不思議な感覚があった。リーディングジョッキーでなくなって初めて悔しい、歯がゆいという気持ちに気づいたこともあった」と振り返った。

 両者ともに高い壁を乗り越え続けてきただけに、互いの30年の足跡に興味深々。羽生の「反省したり修正はするが突き詰めて考えると自己否定することになる。考えすぎてしまうと息苦しく辛くなるので良い加減に切り替えることが必要かなと思っている」という言葉に、武も「勝ってもそのレースに浸ることはないし、ゴールしたら終わり。次、次、と切り替えている」と深くうなずいた。

 トップランナーとして業界をけん引し続ける一方、将棋界、競馬界ともに若手の台頭も目覚ましい。50代に突入した両者は「今後の夢」についても言及。武は「凱旋門賞で勝つことが具体的な目標。(男子ゴルフの)松山英樹さんがマスターズで優勝した姿を見て、改めて“凱旋門賞で勝ちたい”と思った」。羽生は「藤井聡太(王位・棋聖)さんとタイトル戦で顔を合わせられたら。是非実現できたらいいなと思う」と明確な目標を掲げた。

 ファンに向けて、「行動することが難しい時代だが、一歩進んでみることが大事」と羽生。武は「好きなことに一生懸命になってもらえたら。私たちも頑張っていきます」と呼びかけていた。

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