原発性腹膜がんとは…「症状分かりにくいが、抗がん剤の効用期待できる」

[ 2021年4月27日 05:30 ]

原発性腹膜がんと診断され、入院することになった葛城ユキ
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 原発性腹膜がんは、腹膜から生じるがん。症状が分かりにくく、腹水がたまって気づくケースが大半。医学博士の森田豊氏は「おなかが張って“太ったかな”と感じて分かる時もある」とし、葛城のステージ4での判明も、症状の出にくさが要因とした。病気の性質や治療は卵巣がんと類似するが、まれながんに分類される。

 治療については「まず、おなかを開いて大きながんを取り除く。その後、抗がん剤治療を続けますが、このがんは抗がん剤の効用が凄く期待できるので、半年ぐらい治療を続ければ寛解する可能性もある」と森田氏。葛城の歌手復帰については「抗がん剤が効いて、体力が回復すれば十分可能」と話した。

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2021年4月27日のニュース