ナイツ塙、都内4寄席の公演継続“必要ない!”という意見もあるが…「選択肢はいっぱいあった方がいい」

[ 2021年4月27日 20:45 ]

お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(43)が、26日に自身のユーチューブチャンネル「ナイツ塙の自由時間」を更新。4都府県への緊急事態宣言期間中でも、都内4つの寄席が公演継続していることについてコメントした。

 東京都に緊急事態宣言が出された25日、東京寄席組合と落語協会、落語芸術協会は「寄席は社会生活の維持に必要なもの」として、都内4寄席での公演について感染防止策を行った上で通常通り継続することを発表した。

 塙は「緊急事態宣言が発令されまして、ほとんどの施設が今休みになっているんですが。まさかの寄席が、全部やるんだと。僕は漫才協会の副会長ですから、決めなきゃいけない立場にいるわけですね。これはなかなか難しい判断でしたけど、正確に言うと5つの寄席については、席亭と協会の会長が話した結果、やるということになりまして」と説明。

 「(自身らがホームとする)東洋館は、ずっと漫才やる時は片方がフェイスシールドをするって対策でやってきて、特に感染者も出ていないということで、安全ではありますけどもね。これはやる必要があるかどうかということですが、必要と感じる人は来てくれればいいのかな、と思います。こんなことを話したらね、『全部必要はない!』って思う人もいるでしょうし。人間っていうのは十人十色ですからね。全員が同じ方向で、全員同じものに興味あれば、それは同じ職種に偏ってしまうわけですから」と塙。

 「たとえば今僕は、週に28本ドラマ見てますけど、ドラマがなくなってしまったら、僕はもう本当にやることがなくなってしまいますし。野球とか相撲とかすごく好きですからね。そういったものが、僕にとってはすごく必要ではあるので。その選択肢が減っていくっていうことはイヤだなとは思いますけどもね。選択肢はいっぱいあった方がいいんじゃないかなって思います」と持論を語った。

続きを表示

2021年4月27日のニュース