「鎌倉殿の13人」田中泯12年ぶり大河 藤原秀衡役“源義経”菅田将暉と「勝手に仲良しだと(笑)」

[ 2021年4月27日 12:14 ]

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にレギュラー出演する田中泯
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 舞踏家で俳優の田中泯(76)が来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)にレギュラー出演することが27日、番組公式ツイッターで発表された。奥州の覇者・藤原秀衡(ふじわらのひでひら)役を演じる。大河ドラマ出演は2010年「龍馬伝」以来、12年ぶり2作目。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(38)が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 役柄について、田中は「簡単に言うと教科書に出てくるような人物で、僕自身がより理解を深めたい。色々な役を演じる上で当然のことながら、それが自分にとっての大きな利益になる。また、『東北』ということも僕にとって大きなカギになることです。義経がらみの民俗芸能が多く残っている。僕はダンスを生きてきた人間なので、地域に残っている伝統芸能、民俗芸能をたくさん見てきましたし、とても興味を持っています、いや、興味以上と言ってもいいかもしれません」と意気込み。

 源義経役の菅田将暉(28)とは19年公開の映画「アルキメデスの大戦」(監督山崎貴)で共演。「彼のコンサートにもうかがいました。僕が勝手にかもしれませんが『仲良し!』だと思ってます(笑)。単純に誰が見てもそうなんじゃないかな…。とてもとても期待されるべき人だと思ってます。僕にとっては心から『頑張れ』って言いたくなる青年です!」と明かした。

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2021年4月27日のニュース