「ドラゴン桜」バド選手役・平手友梨奈「全然です」謙遜も阿部寛ら運動神経絶賛「監督の見る目も変わった」

[ 2021年4月15日 04:00 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」制作発表に出席した平手友梨奈(C)TBS
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 俳優の阿部寛(56)が主演を務めるTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(25日スタート、日曜後9・00)の制作発表会見が14日、横浜・緑山スタジオで行われ、東大合格を目指すバドミントン選手役を演じる元欅坂46で女優の平手友梨奈(19)の運動神経を共演者が絶賛した。

 経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、主人公が生徒を東大合格へ導く姿を描き、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり続編。原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で18年から連載されている三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今回は今の時代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開を予定している。

 阿部が落ちこぼれの生徒たちを東大合格へ導いた伝説の弁護士・桜木建二役に再び挑戦。女優の長澤まさみ(33)が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得。桜木が経営する法律事務所に入った。今作はドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招く。

 平手はゴールデン帯(午後7~10時)の連続ドラマ初出演。今回演じるのは、全国トップレベルのバドミントン選手として活躍している岩崎楓(かえで)役。何事にも全身全霊で取り組む岩崎は、その期待に応えようとするがゆえに、大きな壁にぶち当たってしまう。前作にはいなかった部活動を第一に考え、打ち込んでいる生徒。スポーツと勉強の相互関係、部活を頑張ったからこそ得られる受験へのメリットなども描く。

 16年リオデジャネイロ五輪バドミントン混合ダブルスで日本人初のベスト8入りを果たした栗原文音(あやね、31=日本ユニシス)がバドミントン指導。平手は「練習はハードだったり、大変だったりするんですが、凄く素敵な先生(栗原)で助かっている部分もたくさんあります」と感謝した。

 及川が「凄いんだから、運動神経が。反射神経が。何かね、体が面倒くさがっていないのよ。ケガしないようにね」と褒めると、平手は「全然です」と謙遜し、照れ笑い。長澤も「私も朝、見てきました。凄い運動神経がいいんです」と証言した。

 阿部は「キレがいいんですよね。この間、階段を落ちるシーンがあったんですよ。そうしたら、もう本当に見事な落ち方をしていて。(福澤克雄)監督も『うわぁ~、凄いぁ~』と。そこから監督の彼女に対する見る目も変わりました。聞いたら、(V6の)岡田准一のところでトレーニングをしているって」とエピソードを披露し、笑いを誘った。

 平手は岡田が激しいアクションに挑む映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(6月18日公開)で共演。バスケットボールやバレエを得意とし、欅坂不動のセンターとしてパフォーマンスをしてきた。

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