坂上忍「こっちもビビっちゃう」 二木芳人教授の強めな警鐘に驚き

[ 2021年4月15日 13:07 ]

坂上忍
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 タレント坂上忍(53)が15日、MCを務める「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる専門家の強めな言葉に驚きを口にした。

 まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が、発出するごとに効果が薄まることを懸念し、「やっぱり強め強め、回を重ねるごとにもう一つ、1個(制約を)乗せないと、みんなに聞いてもらえないよ、というのは自然な流れだと思う」とコメント。その上で、「経験していってるんだから、もうきつめきつめというよりは、だいたい分かってるわけでしょう?だったらもうちょっと賢くなっていって、ここはもう『お店は1カ月、どーんと休んで下さい』とか、そのメリハリなんですよね」と、この1年の経験則を生かした政策を期待した。

 このコメントに対し、昭和大医学部の二木芳人客員教授(感染症学)は「その通り。ただ、今回は私たちが今まで学習したのがふっ飛ぶくらい、危なっかしいウイルス、変異型ウイルスが来ている」と、変異株の強さについて指摘。二木氏の静かな語り口から飛び出た言葉に、坂上は「二木さんに『ふっ飛ぶ』と言われると、こっちもビビっちゃう」と驚いた。

 二木氏は「決してあおるつもりはないんですけど」と前置きしつつ、「大阪の増え方とか、海外の例を見ても、変異したウイルスに関しては、あらためて注意喚起をして、しっかり脇を締めないと、今まで以上の被害が出る可能性がある」と、あらためて警鐘を鳴らした。

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2021年4月15日のニュース