吉永小百合“いのちの応援歌”届けたい 主演映画テーマを村治佳織が作曲 小椋佳が詞

[ 2021年3月2日 05:30 ]

映画「いのちの停車場」のワンシーン
Photo By 提供写真

 吉永小百合(75)の主演映画「いのちの停車場」(監督成島出)を2つの楽曲が彩る。ギタリスト村治佳織(42)が作曲したエンディングテーマと、それに小椋佳(77)が詞を付けた応援歌の2バージョン。昨年11月に71歳で永眠した岡田裕介東映グループ会長への鎮魂曲にもなる。

 終末期医療の在り方を問う物語。村治は昨年初夏に岡田氏から依頼を受けた。13年に舌腫瘍という大病を経験しただけに「この曲の存在が私にとって命について思う、まさしく“いのちの停車場”になりました」と話す。これに40年来の盟友・小椋が「映画に深みを増す一助になれば」と詞を付けた。

 吉永は「銀河の向こうの岡田会長にも、歌声を、楽曲を届けたい思いです。そして“いのちの停車場”が、厳しい状況の中で懸命に生きている方たちに寄り添う作品になりましたら、大変うれしいです」とコメント。5月21日公開。

続きを表示

2021年3月2日のニュース