永瀬王座の封じ手は「3三銀」 第70期王将戦7番勝負第5局対局再開

[ 2021年3月2日 09:04 ]

<王将戦第5局>対局者に封じ手を開封する立会人の小林九段(撮影・中村 達也)
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 将棋の第70期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第5局が2日午前9時、前日から行われている佐賀県上峰町の「大幸園」で再開された。

 午前8時41分、挑戦者の永瀬拓矢王座(28)が対局場に入室。6分後に渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=が姿を見せ、対局1日目の指し手を再現した。1日目に永瀬が封じた56手目を立会人の小林健二九段が開封。封じ手は「3三銀」だった。

 持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は先手の渡辺が3時間48分、後手の永瀬が3時間46分。持ち時間は各8時間。副立会は中田功八段、記録係は福田晴紀三段が務める。

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