ガガの犬の散歩係は胸を撃たれて重傷だった 本人がSNSに写真を投稿 ガガには謝罪と感謝の意

[ 2021年3月2日 10:02 ]

愛犬2匹を一時強奪されたレディー・ガガ(AP)
Photo By AP

 米人気歌手、レディー・ガガ(34)の犬の散歩係で、3匹のフレンチ・ブルドッグを散歩中に銃で撃たれて重傷を負ったライアン・フィッシャーさんが1日、インスタグラムに近況を報告。病院のベッドに呼吸器をつけた自身の写真を公開し、「まだ回復するには多くのことが必要ですが、犬たちと再会するのが楽しみ」と投稿した。

 事件は24日午後9時にハリウッドのサンセット通り近くの路上で発生。民家に設置されていた監視カメラの映像では白いセダンから降りた2人組が、フィッシャーさんが散歩させていた「コージ」と「グスタフ」の2匹を奪って逃走。その際、もみ合いになったフィッシャーさんに発砲し、カメラの映像には「なんてことだ。助けてくれ。胸から出血している」というフィッシャーさんの音声も含まれていた。

 3匹目の「エイジア」はフィッシャーさんのそばにいて無事保護。ローマに滞在しているガガは犬を返還してくれた人に対して50万ドル(約5400万円)を提供すると表明し、24日になって女性が「コージ」と「グスタフ」をロサンゼルス市内の警察に届け出て、いずれも無事が確認された。

 フィッシャーさんは容体を気遣ってくれたガガに感謝の意を示し「エイジアの体についていた血は私のものです。あなたのきょうだいたちを守れなくて申しわけありません。でもこれで家族全員がそろいましたね」とコメント。警察当局は犬を届けた女性は事件に関与していないという見方を示しており、現場から立ち去った2人組の男の行方を追っている。なおこの女性が50万ドルを受け取るのかどうかについてはわからないとしている。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月2日のニュース