ナイナイ岡村 オール巨人を激怒させた事件とは…「八方師匠に、右殴られたら左出せよって」

[ 2021年3月2日 19:32 ]

「ナインティナイン」の岡村隆史
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 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(50)が1日放送のABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(月曜後11・17)に出演。未公開トーク集では、ゲストの漫才コンビ「オール阪神・巨人」のオール巨人(69)を激怒させた事件について語った。

 すっちー(49)から「岡村さんが、昔、巨人師匠にめちゃめちゃ怒られたって話が…」との情報がもたらされると、なるみ(48)が「まず巨人師匠に聞こう」と“事情聴取”。巨人は「雑誌読んでるときに、岡村くんの記事があって。岡村くんの漫才論みたいなのが書いてあったんですよ。そのなかに(漫才は)『古い』とか、『辞めていく』とかそういう“可愛いこと”が書いてあったんです。『世話なった漫才のこと、なんちゅーねん』って言うて、電話かなんかしたんやと思います」と振り返った。

 岡村は「僕、ほんまはそういうの言ってないんですよ。言ったことないのをバーッと書かれたもんですから」と説明。なるみが「漫才もやるし、新しいこともしていくみたいなことを言ったんやろな」と話すと「そう。そういったつもりが書かれてなくて…。巨人師匠が怒ってらっしゃるって聞いて」と続けた。すると巨人は「ただ僕はびっくりした。東京からわざわざ来て、『巨人師匠、失礼しました』って。『なんで来たん』って聞いたら、『あのときのあれです』って。謝りに来てくれてん」と明かした。

 その時のことを岡村は「ほんまにすごい怖かったですよ」と一言。「巨人師匠が怖かったんやなくて、まずNGKに行ったら、(月亭)八方師匠がいはって、『あ、聞いてるで。殴られるわ、殴られるわ。お前、バーンって殴られるから、次も左(の頬を)すぐ出せよ。右殴られたら、左出せよ』って」と語った。さらにモニターで「オール阪神・巨人」の漫才を見た後に「まず(オール)阪神師匠が上がって来はって。阪神師匠がオレの顔見て、(ウンウンと)うなずくだけ」と恐怖がさらに増したとした。

 そして巨人が現れるとすぐに「すいません」と言うと、巨人からは「ちょっとおいで」の一言が。「あっ、ほんまに殴られるねんやと思ったけど」としたものの、巨人から出たのは「岡村君ね、原稿チェックとか、そういうのもちゃんとしていかんと。どっから足元すくわれるか分からへんで。そういうところからちゃんとしていかなあかんねんで」との言葉。「ほんまにお世話になってきたから」としみじみと語った。
 
 巨人は「僕は言うときますが、芸人になって、人を殴ったことはないです。下駄で殴られたり、ビール瓶で切られたことはありますけど。一回殴ったことがあるのは、あほな弟子がおりまして。そいつはパーンといったことはありますけどね。言葉では怒りますよ」と振り返った。岡村は「巨人師匠がなんか言うてはるというのはすぐに若手に入ってくるんですよ。ABCで賞を頂いたとき、トロフィーを大きいから持って帰れなくて、2丁目劇場に置いてたんですよ。ほんなら巨人師匠が『あいつら、賞金だけか』って。かくして端っこの方においてあるんですけど、見つかるんですよ」とも話した。

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2021年3月2日のニュース