マヂラブ野田 移動時に帽子とサングラス、学校行事でギャラ要求…TV出演で天狗になった高校時代

[ 2021年3月2日 12:46 ]

「マヂカルラブリー」の野田クリスタル
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 お笑いコンビの「マヂカルラブリー」野田クリスタル(34)が1日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(月曜深夜0・15)に相方の村上(36)とともに出演。高校時代のテレビ出演をきっかけに天狗になっていたことを明かした。

 中学生時代から尊敬する「ダウンタウン」の松本人志(57)の生まれ変わりだと思い込んで生きてきたという野田。芸人を目指したきっかけは高校1年生の時で、同級生とのコンビ「セールスコント」で、TBSの人気バラエティー「学校へ行こう」のコーナー「お笑いインターハイ」で優勝したことだった。

 約5000組の頂点という快挙にも「(自分は)松本人志さんだと思っていたので、当然の結果だと」と豪語。当時も人気者になるどころか、「天狗になり友だちゼロ」になったという。「面白ことは逆に言わない。僕はプロだと(思っていた)」「プロだけど仕事はないので、忙しいと思われるためにすぐ早退」「電車移動は帽子とサングラス」「学校行事も参加してほしいならギャラをよこせというスタンスに」と回顧した。

 野田らに影響を受け、芸人を目指す同級生も現れたというが、「ホントにもう拒絶です。なめんなよと、俺は松本さんだからすぐあの位置まで行ったけど、お前らがこの位置まで来られるのかと。チヤホヤされるどころか、テレビ出たのに友だちゼロ。ヤバい状態になっていきました」と振り返った。

 芸人を目指すも「なんで学校でお笑いの勉強してんの?」という思いから養成所には入らなかった野田。しかも、「セールスコント」の相方は芸人になるつもりはなく、ネットの「相方募集」掲示板で相方を探し、「役満」を結成。わずか16歳で吉本興業のオーディションに受かり、翌年2004年には「M―1グランプリ2004」で3ン回戦進出という、エリート街道を進んだ。

 その頃の野田は「同期やNSC出身芸人を見下していた」といい、「先輩にへコヘコするのを見て、見下していたところがあった。(NSC出身芸人は)学校でお笑いの勉強をしてきたクソだせぇやつらだと」と言い放った。それでも、役満は劇場ではウケず、相方の書くネタにも「相方がスベっているだけ、俺はまだスベってない。まだ自分の力を使ってないと、相方への責任転嫁をしていた」とし、2003年から活動した「役満」はわずか2年で解散した。

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2021年3月2日のニュース