大竹しのぶ、さんまと“共演” アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」で主人公声優

[ 2021年3月2日 05:31 ]

アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」で主人公・肉子ちゃんの声優を務めることになった大竹しのぶと企画・プロデュースの明石家さんま
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 女優の大竹しのぶ(63)が、元夫の明石家さんま(65)が企画・プロデュースするアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(監督渡辺歩、6月11日公開)の主人公・肉子ちゃんの声優を務めることになった。

 直木賞作家・西加奈子さんの同名小説が原作で、肉子ちゃんはポジティブで周囲を幸せにする天性の才能の持ち主。声優を決めるに当たり、渡辺監督が「パチンときた」と直感し、共同プロデューサーも「包容力がある難しいキャラクターだが、声優の経験も豊富だから演じられる」と候補に挙がったのが大竹だ。

 さんまの了承を得てオファーしたところ、大竹からはさんまに直接「どうしても私にやってほしいって言ったんでしょ」と探りを入れる連絡があったという。それでも大竹は「原作を読み、笑って泣いて。映像を見て、またさらに笑って泣けて。大変なことも、ガハハと笑って受け止めちゃう肉子ちゃんを尊敬します」と快諾した。

 既に特報のアフレコを行い、大竹が不安だった関西弁もさんまがイントネーションをアドバイスするなど息もピッタリ。離婚後も家族同然に付き合い、バラエティー番組などでは何度も共演しているが、2人でひとつの作品を協力して手掛けるのは初となる。

 大竹は、本編のアフレコに向け「さんまさんは、本当に人が笑っている顔を見るのが好きなんだなあとしみじみ思いました。だから、この映画を作ったんだなと。そこを壊さないよう、皆にきちんと幸せを届けられるよう頑張ります」と意欲。さんまも「受けてくれてありがたい。頼りにしております」と絶大な信頼と期待を寄せている。

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