ドランク塚地 「おちょやん」で伝説の漫才師役、2度目朝ドラに「頑張ります!」

[ 2021年2月13日 05:30 ]

「ドランクドラゴン」の塚地武雅
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 お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅(49)が放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00)で漫才師役を演じることになった。「まれ」(15年前期)以来2度目となる朝ドラ。この日自身のツイッターで「毎日見ている作品なので喜びも一入(ひとしお)!若輩ですが全力で頑張ります!」と意気込んだ。

 演じるのはしゃべくり漫才で名をはせる漫才師・花車当郎(はなぐるま・あたろう)役。戦時中に主人公・千代(杉咲花)と防空壕(ごう)で偶然出会い、後にラジオドラマで共演する役どころだ。近代漫才を作り上げた伝説のコンビ「横山エンタツ・花菱アチャコ」の花菱アチャコがモデルとされる。

 塚地は、相方の鈴木拓(45)とのコンビで活躍。芸人として人気を博す一方、演技力を評価する声も多い。06年には映画「間宮兄弟」で主演。毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞するなど、その年の映画賞を総なめにした。07年からはフジテレビのドラマ「裸の大将」シリーズで画家の山下清役で主演を務めるなど、俳優としてのキャリアも順調に積んでいる。

 モデルとなるアチャコは、中川家の礼二(49)、矢野・兵動の兵動大樹(50)ら芸人が数多く演じてきた役。関係者によると塚地が関西弁の役を務めるのは今回が初めて。まくし立てるような関西弁をどう演じるのかにも注目が集まる。

 撮影はスタートしたばかりで、今後増えていく登場シーンを楽しみにしているという。塚地は「関西のお話、そしてお笑い芸人であり、役者でもありという花車当郎役。もうシンパシーだらけです」と喜んでいる。塚地のほか、生瀬勝久(60)、朝ドラ初出演となる倉悠貴(21)らも出演する。

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2021年2月13日のニュース