北村晴男弁護士 “女性蔑視発言”の五輪組織委・森会長に痛烈ツッコミ「一番ダラダラしゃべってるよ」

[ 2021年2月4日 14:52 ]

北村晴男弁護士
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 弁護士の北村晴男氏(64)が4日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視とも取れる発言をしたことに痛烈なツッコミを入れた。

 森氏は3日に都内で行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席した際、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと述べた。

 番組では、臨時評議員会での森氏の発言を全文起こしでボードに掲載して紹介した。最後の1文は、「次は女性を選ぼうというふうに、というわけであります」で締めくくられている。北村弁護士は「1番下の段だけ見ると、『この組織委員会の女性はすごい』と言いたいために言ったのか、と最初は思う」と前向きに解釈しようとしたものの、「でもよく読むと『本気で思ってるんだ、この人』と」と、前向き姿勢を断念したことを明かした。

 臨時評議員会の約70分のうち、約40分は森氏による話だった。北村弁護士は「70分の会議の中で40分もダラダラしたこの話を聞かされた人たちは、僕がたぶんそこにいたら、『お前が一番ダラダラしゃべってるよ。もっとシュッとしゃべれよ』と思ったと思う」とツッコミを入れていた。

 森氏は学生時代にラグビー選手だった経験から、スポーツに強い愛着を持ち、東京五輪でも最重要ポストに就いている。北村弁護士は「ラグビーをやられてたと思うんですけど、そんなこと関係ないでしょう?オリンピックをきちんとまとめ上げる人、人材がこの人しかいなかったのか?そんなわけないだろうと。そこを何とか解明していただきたい」と指摘した。

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2021年2月4日のニュース