フット岩尾 五輪開催ありきの森喜朗氏発言に「『森喜朗物語のクライマックスに五輪をやりたい』に見える」

[ 2021年2月4日 15:29 ]

「フットボールアワー」の岩尾望
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 お笑いコンビ「フットボールアワー」の岩尾望(45)が4日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が3日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席した際の発言についてコメントした。

 臨時評議員会で森氏は「オリンピックはどんなことがあってもやります」、「大事な大事なアスリートのために」と熱弁した。その一方で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと述べた。男女平等や障がい者への配慮を目指す東京大会の前提を揺るがしかねない発言は国内外のメディアが報道し、SNSでは森氏の辞任を求める声が上がっている。

 MCの坂上忍(53)から「ちょっとおとなしくしていてもらうためには(策は)ないですか?」と意見を求められた岩尾は、「『アスリートのみんなのために』と最後は言いましたけど、見ていると、『森喜朗物語のクライマックスにオリンピックをやりたいんだ』に見えてしまうんですよ。やらないと気が済まないと思うんです」と指摘。「精巧なCGでオリンピック(の映像)を見せてあげて、お孫さんとかに囲まれて『ほら、おじいちゃんオリンピックできたよ~。オリンピックだよ~。良かったね~』みたいなので、おとなしくしてくれないかな」とジョークまじりに提案した。

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2021年2月4日のニュース