木嶋真優 森会長発言の女性蔑視発言に「女性としては生きにくい」

[ 2021年2月4日 10:06 ]

TBS社屋
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 バイオリニストの木嶋真優(34)が4日、コメンテーターを務めるTBS「グッとラック!」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言について「女性としては生きにくいなと思う」と話した。

 番組では、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が2日の自民党本部で行われたスポーツ立国調査会・オリパラ東京大会実施本部の合同役員幹部会に出席し、聖火ランナーについて「人気のあるタレントはあまり人が集まらないところを走ったらいいじゃないか。田んぼで走ったらいい」などと発言。さらに、3日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに関連し「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと述べ、これらの発言が大きな批判を浴びていることを特集した。

 聖火ランナーについては「有名人の方に失礼ですけど、有名人じゃない方にも失礼ですよね。有名じゃなかったら沿道走ってくださいってことですよね?」とあきれ顔を見せた。

 さらに、女性蔑視発言には「女性はたぶん会話が長いことは事実。3、4時間も長電話できるのは女性ですし、男性はしないっていうのは根本的にあるかもしれない」と前置きしたうえで「ああいう言い方をしてしまうというのは、女性がなかなか同じように見られないという、社会背景もある。こういう方が差別的発言をされるというのは女性としては生きにくいなと思う」とコメント。「周りの女性は何も言わないんですかね。女性はうるさいから時間も規制して、聞くのはイヤですってことですよね」と首をひねった。

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2021年2月4日のニュース