坂本冬美 憧れの桑田佳祐への思いは“便せん4枚”「ラブレターのようなファンレターのような」

[ 2021年2月4日 14:50 ]

演歌歌手の坂本冬美
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 演歌歌手・坂本冬美(53)が4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演し、憧れの存在であるサザンオールスターズの桑田佳祐(64)への思いを語った。

 デビュー35周年を迎えた坂本。昨年大みそか恒例のNHK「第71回紅白歌合戦」で、桑田が作詞・作曲を手掛けた楽曲「ブッダのように私は死んだ」を熱唱したことも記憶に新しい。「中学時代から大ファンでして。デビューしてからもしご縁があったら曲を書いていただきたい!と夢に思っていたんですけども。同じ歌謡界でもジャンルが違うとお目にかかることができなくて」と坂本。転機が訪れたのは2018年のこと。サザンオールスターズが大トリをとった紅白歌合戦で初めて会うことができ、昔抱いていた夢がよみがえったという。

 「中学時代からファンでしたということと、紅白で感動したというお話を書いて、ラブレターのようなファンレターのような気持ちで便せん4枚ほどに思いをつづって、渡していただいたんですけど」と振り返り、「まさか書いていただけるとは思っていなかったんですけど、数カ月後にお返事がありまして。桑田さんのスタジオに行かせていただきましたら、すでにこの曲(ブッダのように私は死んだ)が出来ていまして」と経緯を明かした。

 桑田が他アーティストへ楽曲提供するのは23年ぶりであることも話題になったが、情報が解禁になるまで誰にも言わなかったという。「(23年ぶりと)聞いて余計に感動がありましてもう涙が出ました。これは誰にも、故郷の母にも家族にも誰にも言わずに。ここで言ってもし何かあったらと思って」。

 レコーディングの際は、桑田がそばでギターを弾いてアドバイスしたという。「お仕事でレコーディングしているのに公私混同しまして。緊張しながら夢じゃないか?って。本当に地に足がつかないってこういうことなんだろうなって思うぐらい、幸せな時間でした」と、夢の実現を熱っぽく語っていた。

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2021年2月4日のニュース