石田純一 “失言”の五輪組織委・森会長に「普段から思っているのではないか?」

[ 2021年2月4日 16:44 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(67)が4日、木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に生出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視とも取れる発言をしたことについてコメントした。

 森氏は3日、都内で行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席した際、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」など問題発言をし、4日の会見で「オリンピック、パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった。深く反省したい」と謝罪。会長辞任は否定した。

 石田は「(公の場で)こういう失言が出てくるということは、普段から思っているのではないか?というふうに思われますね」とし、「これ海外でもたくさん取り上げられて、報道されているじゃないですか。ジェンダー・ギャップと言いましてね、男女の性別の違いにより生じるさまざまな格差なんですが、これ(ジェンダー・ギャップ指数は)日本は世界で121位ということで、先進国の中で1番低いんです」と言及。

 「こういうこと(森氏の発言)が外国で報道されるとね、オリンピック、パラリンピックに関しての逆風になってしまいますよね。本当に残念な発言ですよね」と私見を述べた。

 さらに森氏が組織委員会の7人ほどの女性役員について、「みなさん、わきまえておられる。話も的を射ており、役立っている」などと語ったことについて、石田は「(完全に男性が上、女性は静々と行動なさいと)言ってますね。言葉からも読み取れます。『わきまえる』は身分をわきまえるみたいな、そういう言葉で使われますからね」と、森氏の一連の問題発言に呆れていた。

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2021年2月4日のニュース