上白石萌音ヒロイン後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」新キャスト 松村北斗、岡田結実ら朝ドラ初出演

[ 2021年2月4日 16:40 ]

21年後期のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」への出演が決まった(左から)岡田結実、松村北斗、村上虹郎
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 女優の上白石萌音(22)、深津絵里(47)、川栄李奈(25)がヒロインを演じる21年後期のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の新キャストが4日、同局から発表され、上白石演じる安子の兄役の濱田岳(32)、母役の西田尚美(50)ら12人の出演が明らかになった。「SixTONES」の松村北斗(25)女優の岡田結実(20)、俳優の村上虹郎(23)らが朝ドラに初出演する。

 同作は史上初の“3人ヒロイン”で、3世代の親子の100年にわたる物語を描くで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ3世代の100年間を描く。脚本の藤本有紀さんが、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリーとなる。

 今回発表されたのは、上白石演じる橘安子をとりまく岡山篇の出演者。発表を受け、上白石は「あまりにもすてきで心強い顔ぶれに、何度もキャスト表を読み直しては心を躍らせています。皆様のお顔やお声を想像しながら脚本を読むと、ただでさえいとおしくてたまらなかった登場人物たちに体温が宿り、物語がいっそう鮮やかに色付くのを感じます。顔を見合わせて岡山ことばのセリフを交わせる日が、今から待ち遠しいです。胸をお借りして、たくさん勉強させていただきます。出来たての和菓子のように温かくて幸せな空気感を、ぜひ楽しみにお待ちください」とコメントを発表した。

 松村は雉真繊維の社長・千吉(段田安則)の長男・稔役。稔との出会いが安子の運命を動かしていく重要な役どころ。松村は「この度、初めて朝ドラに参加させていただくことが決まり、本当にうれしいです。キャラクターとして演じる稔と僕自身は大きく違います。しかし、台本を読んだ段階からこの役を満喫できる確信がありました!皆さんの朝の楽しみの一要因になれれば幸いです」を意気込んでいる。

 稔の弟、次男の勇を演じる村上は「脚本を読ませていただいて、朝ドラってこんなにまっすぐでまぶしいのかと、そのエネルギーに面食らってます。朝ドラに参加させていただくのは初めてなので各話のキュッとした尺とリズムをすぐにつかめるものなのか未知の世界ですが、それも含めて楽しめたらなと思います」としている。

 雉真家の嫁・雪衣を演じる岡田は「作品に参加してほしいというお声をかけていただいて、すてきなスタッフさんたちと仕事ができることが泣くほどうれしかったあのときを忘れません。そして、キャスト陣の皆様の名前を聞いたときにその世界の1人として生きられることが、もうすでに幸せです。雪衣が雪衣として、そこに生まれた意味を感じながら必死に食らいついていきたいと思っています」とコメントした。

 稔と勇の母・美都里を演じるのタレントのYOU(56)も朝ドラ初出演。「参加させていただけるということで、光栄に思っております。お着物だったり、地方のことばだったりもするので、まるで経験のないことばかりです。私はもう年をとっていますが(笑)、スタッフの方、役者の皆さんに、素直になんでもお聞きして、勉強させていただきたいと思います」と話している。

 このほか、新キャストには安子の父役の甲本雅裕(55)、祖母役の鷲尾真知子(71)、祖父役の大和田伸也(73)をはじめ、小野花梨(22)、浅越ゴエ(47)、段田安則(64)の出演も決まった。小野も朝ドラ初出演となる。

 音楽を金子隆博氏(56)が担当することも発表された。

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