東国原英夫 森会長の謝罪会見に「周りから言われたからやったんだという雰囲気」

[ 2021年2月4日 15:05 ]

東国原英夫
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 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が4日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の釈明会見についてコメントした。

 森氏は3日、都内で行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席した際、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと女性蔑視とも取れる発言をし、4日の会見で「不適切だった」として発言を撤回、謝罪した。会長辞任は否定した。

 東国原は「森さんらしい釈明会見。ある意味、森さんらしいなと思う。やっぱり辞任という言葉はなかった。おそらくジェンダーに対する発言に対しての深い理解は、僕は受け止められなかった。ですから、反省とか撤回っていうのは周りから言われたからやったんだという雰囲気に私は受け止めました」と話した。そして「“コロナがどうであろうと開催するんだ”っていう発言は私も気になっていた」と言い、「欧州や世界各国が再びロックダウンという社会状況の中で“コロナがどうであろうと開催するんだ”っていうのはちょっと強弁かなあと思っていた。それプラス“タレントは田んぼを走ればいい”ってのには怒り心頭です。文章全部読みましたけど、趣旨は密を避ける、人込みを避けるってことだったんでしょうけど、じゃあ田んぼを走れればいいっていうのはギャグにもならない」と指摘。「誰もいないと所イコール田んぼっていうのも農業従事者にも失礼だしタレントさんにも失礼。根底にある思想というか信条哲学っていうのが今回のジェンダーに対する意識の薄さにつながっていると思う」と自身の見解を述べた。

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2021年2月4日のニュース