田崎史郎氏 元農相2人の疑惑、菅内閣への影響は「逮捕に至れば打撃」

[ 2020年12月10日 14:47 ]

TBS社屋
Photo By スポニチ

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が10日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。元農相の西川公也内閣官房参与(77)が辞任したことについて言及した。

 吉川貴盛衆院議員(70)=自民=が農相当時、鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表(87)から現金計500万円を受領した疑いがある問題で、西川元農相も2018年以降、現金数百万円を受け取ったとみられることが判明。本人から申し出があり、内閣官房は8日付で西川氏が退職したと発表した。

 田崎氏は、菅内閣への影響について「吉川さんの場合、確かにお金の授受はありましたと。ただそれに伴って何をしたんでしょうかと。鶏卵の国際基準を緩和する話をしたっていうんだけれども、それは500万円の対価として行ったことなんでしょうかと。そこが捜査の詰めの段階なんですよ」と言い、「基準を緩和するってことをやめてくれってことは、別に500万円もらわなくてもやったんじゃないかと。だから500万円もらったからやったという証明が今できるかどうかの境目なんですよ。もし逮捕に至らなければ、そんなに打撃はないし、逮捕に至れば打撃になる」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2020年12月10日のニュース