松竹新喜劇の渋谷天外が背中を圧迫骨折 それでも「おちょやん効果」に「うれしい限り」

[ 2020年12月10日 17:11 ]

ひとあし早く「一」に「○(まる)」と書き初めし公演をPRする(左から)藤山扇治郎、渋谷天外
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 松竹新喜劇代表の渋谷天外(66)が9月に背中を圧迫骨折していたことが10日、分かった。この日、大阪市内で京都南座での「初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演」(来年1月1~7日)の取材会に出席し、自ら明かした。

 和歌山・白浜の自宅で飲酒し2階で眠った後、階段で降りようとしたところ転倒したという。入院はせず、コルセットで固定したところ約1カ月で痛みも消えた。この間、NHKの朝ドラ「おちょやん」の撮影もこなしたそうで「1人飲みで酔っぱらってました」と照れ笑いを浮かべた。

 劇団の看板女優だった浪花千栄子さんをモデルにした「おちょやん」で、松竹新喜劇が脚光を浴びる機会も増え「うれしい限り。(ヒロインの)杉咲花ちゃんはアドリブ力もすごいし、現場の雰囲気を盛り上げる力もある」と大絶賛した。

 席上では、藤山扇治郎(33)とともにひとあし早く「書き初め」を披露。「一」と力強く書き上げ「来年はまたイチから始めたい」。扇治郎は「コロナでなかなか手はつなげないけれど、心をつないで丸くいい世の中に」と「○」に願いを込めた。

 公演は2パターンで「二階の奥さん」と「鴨八ネギ次郎」。

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2020年12月10日のニュース