八代英輝氏 コロナによる自衛隊災害派遣に「各自治体で応援要請は到底不可能」

[ 2020年12月10日 13:17 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が10日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。新型コロナウイルス感染拡大で医療体制がひっ迫する自治体で、災害派遣された陸上自衛隊の看護師「看護官」らが、クラスター(感染者集団)が発生した病院などで本格的な支援を始めたことについて言及した。

 国内では9日に新たに過去最多の2810人の新型コロナウイルス感染者が確認され、厚生労働省が発表した重症者も前日から19人増えて、これまでで最も多い555人となった。死者は北海道が1日の死者数としては最多の16人、大阪9人、東京・埼玉で各5人など、全国で計42人が確認された。

 八代氏は「自衛隊の2チームが病院に張り付いていますが、各自治体で応援要請は到底不可能なこと。ここで医療崩壊を何とか食い止めなければいけない。医療崩壊を防ぐには人の動きを制限していくしか現状、有効な手立てはないんでしょうね」と自身の考えを述べた。

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2020年12月10日のニュース