石田純一 都内の新型コロナ 初の600人超え危惧「本当にシビアに深刻に受け止めないと…」

[ 2020年12月10日 17:13 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(66)が10日、木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に生出演し、新型コロナウイルスの新規陽性者と重症患者増加による、東京都の医療提供体制ついてコメントした。

 都は新たに602人の感染者が確認されたことを発表。1日の都道府県別感染者の数としては全国で過去最多。都の基準で集計した重症者は前日と同じ59人だった。「どんどん増えていきますね。ピークはまだまだですか…」と吐露し、不安を募らせた石田。
 
 先月下旬、感染症拡大を防ぐため、西村康稔新型コロナ対策担当大臣が「勝負の3週間」と集中的な対策を訴えてから丸2週間経過。このまま抑制できず、感染がさらに広がると「ステージ4」になり、緊急事態宣言が視野に入ってくるともしている。

 石田は「その前に『Go To』を止めたらどうですか?っていう意見も今すごく多くなって。コロナの分科会なんかでもそういう意見が多数出てきているので、そっちが先じゃないかな…なんて感じもしますけども」と私見を述べた。

 都は感染状況や医療提供体制の分析報告を議題とする「新型コロナウイルス感染症モニタリング会議」を開き、専門家は通常医療との両立は困難な状況であり、医療提供体制がひっ迫し始めていると指摘。強い危機感を示している。
 
 これに石田は「本当にシビアに深刻に受け止めないと、それこそとんでもないことになってしまう」としたうえで、「感染者うんぬんよりも、まず医療体制が崩壊してしまうことが1番怖いですよ」と危惧していた。

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2020年12月10日のニュース