片山善博氏　首長のコロナ呼びかけに「“県民に向かって行かないで”は、本音は“来てほしくない”」

　元鳥取県知事の片山善博氏が10日、TBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。新型コロナウイルス感染拡大を受け、多くの都道府県の首長が他地域との往来や不要不急の外出への注意を呼び掛けていることについてコメントした。

　片山氏は「気持ちとしては知事さんたちとしても苦しいんだと思う。“県民に向かって行かないで”は、本音は“来てほしくない”ということ。それは県内の観光に携わっている人のダメージになるから、つらいことですが言わざるを得ない状況になっている」と指摘。そして「そこのところを政府はくみ取ってあげるべきですよね。“知事から要請がないからそのままなんですよ”って、しれっとしてますけどね、こんな状態になっている時に今までやり方は通用しないと私は思います」と自らの考えを述べた。