高嶋ちさ子 “在宅オケ”動画作成の背景「明日食べる物も…本当に働かないと、仕事がない」

[ 2020年4月11日 08:27 ]

高嶋ちさ子
Photo By スポニチ

 バイオリニストの高嶋ちさ子(51)が10日放送のテレビ朝日「ザワつく!金曜日」(金曜後7・00)に出演。新型コロナウイルスの影響でコンサートの延期や中止が相次ぐ中寄せられた、ファンからのメッセージを紹介した。

 この日は、「新日本フィルハーモニー交響楽団」のメンバーがそれぞれの自宅で同じ楽曲を演奏する映像を1つの動画に編集した“在宅オーケストラ”について特集。高嶋は「一緒に演奏しないとできないもんって思い込んでるけど、新日(新日本フィルハーモニー交響楽団)の方たちが自分たちで(動画編集など)操作してる」と紹介し「先を越されたわと思って、私も実はやった」と明かした。

 番組では、高嶋が率いる「高嶋ちさ子 with Super Cellists」が実際に“在宅オーケストラ”を行う動画を公開。「彼らとやるコンサートも全部中止になっちゃって、みんな『暇だ暇だ』って。明日食べる物もないくらい。本当に働かないと、仕事がないから」と、現状を語った。

 ファンからは「インスタをやってるとお客さまから『コンサートを楽しみにしてたのに残念です』とか『コンサートを中止にしてくれないとウチの80歳の母親がどうしても行くって言うからやめてください』って言われる」こともあり、「こういうの(在宅オーケストラ)ができたらなと思って」と、少しでも演奏を披露する機会を作っていると語った。

続きを表示

2020年4月11日のニュース