新庄剛志氏「みんなの勇気になりたい」著書で恩師ノムさんへの思いや劇場秘話つづる

[ 2020年4月11日 06:30 ]

リラックスした表情の新庄剛志氏
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 プロ野球の阪神、日本ハム、大リーグでも活躍した新庄剛志氏(48)の著書「もう一度、プロ野球選手になる。」(ポプラ社)が6月15日に刊行される。

 新庄氏は昨年11月、自身のインスタグラムで現役復帰を宣言。SNSを始めたのはその1カ月ほど前だったがフォロワーが急伸(現在約7万3000人)。2006年に引退し、10年からはインドネシアのバリ島に移住。野球から遠ざかっているにもかかわらず「こんなにたくさんの人が、ぼくを覚えていてくれたんだ」と感動した思いをつづっている。

 その中に「新庄さんのプレーがもう一度見たい」と望む書き込みも多く「もう一度、夢に向かって走りなさい」という心の声が聞こえたという。「夢は困難なほどおもしろい」との信念から、最もハードルが高い現役復帰を決意したと明かしている。

 他にも今年2月に亡くなった恩師の野村克也氏(享年84)への思いや、現役時代に「新庄劇場」と呼ばれた予測不能なプレーの数々の裏話など多彩な内容。現在は今オフに予定されているトライアウトに向け「シンチョウ(慎重)ツヨシ」にトレーニングを積んでいる。「ぼくが挑戦する姿を見せることで、みんなの勇気になりたい」と意欲を語っている。

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