「魔法のレストラン」20年目突入 レギュラー陣が思い出回顧 V6長野「内容も濃い」

[ 2020年4月11日 06:00 ]

20年目に突入したMBSテレビ「水野真紀の魔法のレストラン」に出演の(左から)河田直也アナウンサー、V6・長野博、水野真紀、ロザン・菅広文、宇治原史規
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 MBSテレビ「水野真紀の魔法のレストラン」(水曜後7・00)が4月で放送開始から20年目に突入。MCの水野真紀(50)、レギュラーのV6・長野博(47)、ロザン・宇治原史規(43)、菅広文(43)らがこれまでの番組を振り返った。

 01年4月12日スタートのグルメ情報番組。水野は「皆の努力があっての20年目。ただただ驚いています。8時台放送という地獄の時間帯の頃を、スタッフが知恵を出し合って乗り越えたのが大きいです」と自身の冠番組のスタッフらに感謝。長野は「この番組は歴史を感じますし、内容も濃いですし、すごいなという感覚」と語り、ロザン・菅は「時代を反映する料理番組になって、今の時代にマッチしてるからこそ長続きしている」と20年目を迎えた理由を披露した。

 水野が1番忘れられないのは初回放送。ゲストは3月29日に新型コロナウイルス肺炎のため70歳で亡くなった志村けんさんだった。「番組が始まったばかりで慣れないこともあり、収録が押して夜の12時を回ってしまった。それでも志村さんは、落ち着いた感じで怒る様子もなく付き合ってくれたことを、とても覚えています。大変だった収録初日は忘れられません」と志村さんの人柄を偲んだ。

 番組では、菅が水野をイジるシーンも見所で売り。水野はパナソニックのCMキャラクター、初代「きれいなおねえさん」に起用され、96年に「花嫁候補No.1女優」に選ばれて“清楚”“おしとやか”なイメージたっぷりだったが、番組の中で「菅ちゃんに(本性を)掘り起こされた」と明かした。「普段からちょっとお財布を締める“締まり屋さん”」「ちょっと頭が切れるようなイメージを周りの皆さんが持ってくれるみたいだけど、本当は数字にも弱い」と、アンタッチャブルな部分を触ってくれた、菅、宇治原に「2人には結構感謝しています」と語った。

 緊急事態宣言で外出自粛など飲食業界は大混乱しているが、長野は「テイクアウト」、菅は「サキメシ(店舗への先払いシステム)」を推奨した。

 番組20年目について水野は「食は、衣食住の一つで『命を支える根源的なも』であると同時に『ファッション』。2つの楽しみ方がある。その時々のトレンド、栄養価などを追求しているのがこの番組の面白さ」とPRした。

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2020年4月11日のニュース